【7月18日 AFP】インド当局は18日、西部ムンバイ(旧ボンベイ)でモンスーンによる豪雨が発生し、壁の崩壊や地滑りによって住宅が押しつぶされて少なくとも23人が死亡したと発表した。

 インド国家災害対応部隊(NDRF)によると、18日未明、ムンバイ東郊のチェンバー(Chembur)で倒木により壁が崩壊し、近隣住民がその下敷きとなった。がれきから17人の遺体を収容し、救助隊が現在も捜索活動を続けている。

 また、ムンバイ北東のビクフロリ(Vikhroli)では地滑りにより住宅5棟が被害を受け、6人が死亡した。

 人口約2000万人のムンバイでは17日以降、豪雨が発生しており、現地の交通機関に影響を及ぼしている。インド気象局(IMD)によると、今後2日にわたって「中程度の雨から激しい雨、もしくは雷雨」が予想されている。(c)AFP