【7月18日 AFP】東京五輪のメイン会場となる国立競技場(Japan National Stadium)で日本人女性に性的暴行を加えたとして、大会スタッフのウズベキスタン国籍の男(30)が18日、逮捕された。警察と複数のメディアが明らかにした。

 警視庁はAFPに対し、大学生のダヴロンベク・ラフマトゥッラエフ(Davronbek Rakhmatullaev)容疑者が、16日夜に20代の女性に対し強制性交に及んだ疑いがあると述べた。犯行場所は明らかにしなかった。

 国内メディアによれば、ラフマトゥッラエフ容疑者は事件当日に女性と知り合い、一緒に式のリハーサルを見学した後、観客席近くで犯行に及んだ。

 共同通信(Kyodo News)は、2人は大会関係のアルバイトスタッフで、リハーサル見学前は国立競技場内で仕事をしていたと報じた。

 NHKによると、ラフマトゥッラエフ容疑者は、相手は嫌がっていなかったとして容疑を否認している。(c)AFP