韓国のIOC委員、日本到着後の検査でコロナ陽性と判明
発信地:東京
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【7月18日 AFP】東京五輪に向けて来日した国際オリンピック委員会(IOC)の韓国の委員が、新型コロナウイルスの検査で陽性となった。IOCが18日に発表した。
陽性になったのは2004年のアテネ五輪・卓球男子シングルスで金メダルを獲得した柳承敏(Ryu Seung-min、ユ・スンミン)氏で、入国時の検査で判明した。
IOCは広報を通じて「現在は隔離用の施設におり、日本当局が部屋を出てもよいと判断するまで待機する」と話し、さらに「IOCはすべてのプロトコルが適切に守られ、陽性の検知につながったと聞いて安心している」と述べた。広報によれば、東京五輪に出席するIOC委員は全員がワクチンを接種しているか、抗体を持つかしているという。
東京五輪をめぐってはこの日、選手村での検査で選手2人の陽性が確認され、17日には関係者1人の陽性も判明していた。これにより、多くの選手と関係者が滞在する選手村でのクラスター発生が懸念されている。(c)AFP