【7月18日 AFP】紛争が続く西アフリカ・マリ南西部で17日、中国人3人とモーリタニア人2人が拉致された。マリ軍が明らかにした。

 マリ軍がソーシャルメディア上で明らかにしたところによると、武装集団がクワラ(Kwala)の町から55キロ離れた工事現場を襲撃し、ピックアップトラック5台で人質を連れ去った。

 軍によると、襲撃者らは中国の建設会社、中国海外工程(Covec)と、モーリタニアの道路建設会社ATTMが所有するクレーンやダンプカーなどを破壊した。

 マリ軍の関係者は匿名を条件に、拉致された5人は同地域で道路建設工事を行っていたと明らかにし、「人質全員の解放が優先事項だ」と述べた。(c)AFP