【7月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間16日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は407万508人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億8887万2770人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 15日には世界全体で新たに8472人の死亡と54万8人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1548人。次いでインドネシア(1205人)、ロシア(799人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万8400人が死亡、3397万5711人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は53万8942人、感染者数は1926万2518人。以降はインド(死者41万2531人、感染者3102万6829人)、メキシコ(死者23万5740人、感染者262万9648人)、ペルー(死者19万4845人、感染者208万8143人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの591人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が132万3376人(感染3921万6682人)、欧州が118万4890人(感染5607万3716人)、米国・カナダが63万4870人(感染3539万7827人)、アジアが61万6383人(感染4220万1463人)、アフリカが15万5423人(感染611万2262人)、中東が15万4375人(感染980万5608人)、オセアニアが1191人(感染6万5213人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP