【7月16日 CGTN Japanese】中国でペットを飼う人が多くなるにつれ、飼育用のスマートデバイスがますます注目されています。

「2021年中国ペット消費動向白書」によりますと、2020年のペット経済規模は3000億元(約5兆930億円)近くに達し、2023年には4456億元(約7兆5653億円)に達する見通しだとしています。「ペット経済」が盛り上がる中、ペットの飼育関連のスマートデバイス市場が注目されています。中でも、収入が高く、時間がない若者消費者にとって、飼育用スマートデバイスは、ペットを飼う際の必需品と化しています。EC大手の「タオバオ(Taobao)」が6月のキャンペーン期間中、ペットスマート機器の成長率は600%に達したとしています。スマートデバイスの中で人気を博しているのは、スマートフォンを通してペットをリアルタイムに見られるスマートカメラと自動的に餌や水を供給するデバイスだということです。

 また、「2020年中国ペット消費市場報告」によりますと、2020年の中国の1匹あたりのペットに年間消費する額は6653元(約11万3000円)で、2019年に比べて19.6%増加しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News