【7月16日 AFP】米カリフォルニア州ロサンゼルス郡当局は15日、新型コロナウイルスの感染者数と入院者数が増加を続けているとして、18日午前0時から屋内の公共の場でのマスク着用を再び義務付けると発表した。ワクチン接種済みの人も対象となる。

 全米の大都市で、ワクチン接種の有無にかかわらず店舗や職場などでのマスク着用義務が再導入されたのはロサンゼルスが初。郡保健局のムンツ・デービス(Muntu Davis)氏は、ワクチン接種者数が防疫に求められる水準に達していないと説明した。

 同郡では15日、3月以来最多となる1537人の新規感染者が報告された。新規感染者数は7日連続で1000人を超えている。

 米疾病対策センター(CDC)は5月中旬、ワクチンを2回接種した人は屋内外ともにマスクを着用しなくてよいと発表していた。(c)AFP