【7月16日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)の自然資源庁などの部門はこのほど、自治区全体の50・46%にあたる59万6900平方キロを既に生態保護レッドラインに指定したと明らかにした。同自治区は中国北部で面積が最も大きく、生物種が最も多い生態機能エリアであり、中国北部で重要な生態安全防壁の構築を強化している。

 同庁の王濤(Wang Tao)副庁長は、同自治区生態保護レッドラインが主に基本草原、森林、水域、湿地を含み、生態安全防壁の中心エリアを形成すると説明。同自治区が指定する自然保護区の面積は、12万平方キロから14万3千平方キロに増え、全て生態保護レッドラインに指定されていると述べた。

 王氏によると、生態保護レッドライン内では厳格な管理が行われている。自然生態系のバランスを破壊する開発、環境容量(キャリング・キャパシティー)を超える建設プロジェクト、資源環境収容力を超える開発プロジェクトは行わず、非合理的な開発や建設を根本から排除しているという。

 同自治区の重点生態機能エリアは現在、従来の43カ所から46カ所に増加し、各レベル、各種類の自然保護区が182カ所設置されている。森林や草原、湿地の炭素吸収能力と生態価値を高めるため、地域性国土総合整備と生態回復重要プロジェクト24件も計画している。(c)Xinhua News/AFPBB News