【7月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は406万1908人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億8834万7300人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 14日には世界全体で新たに8751人の死亡と54万1452人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1556人。次いでインドネシア(982人)、ロシア(791人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万8115人が死亡、3394万7230人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は53万7394人、感染者数は1920万9729人。以降はインド(死者41万1989人、感染者3098万7880人)、メキシコ(死者23万5507人、感染者261万6827人)、ペルー(死者19万4752人、感染者208万5883人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの591人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が132万71人(感染3909万1698人)、欧州が118万3811人(感染5593万5834人)、米国・カナダが63万4572人(感染3536万8956人)、アジアが61万3628人(感染4205万1113人)、アフリカが15万4543人(感染606万9998人)、中東が15万4097人(感染976万5795人)、オセアニアが1186人(感染6万3908人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP