【7月18日 CGTN Japanese】中国国務院報道弁公室は14日、「全国炭素排出権取引市場でのオンライン取引が今月中に始まる」と発表しました。

 同発表によれば、市場の運営当初の取引は炭素排出の重点とされた2200社を超える発電事業者に限られます。中国全国の炭素市場の二酸化炭素の排出総量は毎年約40億トン。中国は世界最大の炭素排出権取引市場になる見込みです。

 火力発電の炭素排出量は従来、燃料炭の消費に基づいて計算されたものですが、現在、二酸化炭素の濃度に対するモニタリング装置は新しい、より正確な計量システムとして江蘇省(Jiangsu)内の8つの発電企業でテストされ、従来の炭素排出計算方法を改善しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News