【7月18日 CGTN Japanese】広東省(Guangdong)全域は現在、新型コロナウイルスのリスク分類の「低リスク」地域となっています。3日午前0時から同省を離れる者に対する出発前48時間以内のPCR陰性証明書の提示を求める措置が解除され、広州白雲国際空港の便数と旅客数が徐々に回復しています。

 旅行市場が回復し、人々の夏季旅行が増えるにつれて、広州白雲国際空港ではここ数日、1日の便数が1000便を超え、旅客数が延べ11万人を超えた日が続きました。京津冀(北京市、天津市、河北省)都市群、長江デルタ都市群(上海市、南京市、杭州市、蘇州市など)、成渝(成都市、重慶市)都市群へ向かう便数の回復が顕著です。

 広州白雲国際空港運営管理センターの関係者によりますと、現在、便数はコロナ発生前の約8割、旅客数は約6割まで回復しています。今月末から8月初めには正常なレベルに戻り、8月中旬には夏季輸送のピークを迎えるとのことです。

 夏季休暇中に1人で飛行機に乗る子どもが増えています。10日に広州白雲国際空港を1人で利用した子どもは236人に上りました。同空港や航空会社はこうした子ども向けに、サービスの最適化、手続きの簡素化などを通じて行き届いた旅行環境を作り上げました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News