【7月15日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するアルファロメオ(Alfa Romeo Racing)は14日、ザウバー(Sauber)とのパートナーシップ契約を複数年延長したと発表し、2022年のレギュレーション変更はチームに「大きく前進」する機会を与えると期待を示した。

 アルファロメオは、ザウバーとパートナーシップ契約を結んで2018年に30年ぶりにF1復帰を果たし、2019年からは現チーム名で参戦している。

 アルファロメオとザウバーは、今季導入された予算上限の下で機能している「無駄なく身軽な」チーム運営をベースに来季から新章に突入すると述べ、「共に大きな成果を収めるべく、われわれは完璧なポジションにいると固く信じている。未来に胸を躍らせているし、グリッドの最前列に向けて進み続けるのを楽しみにしている」とした。

 今季のアルファロメオは、元世界王者のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)とアントニオ・ジョビナッツィ(Antonio Giovinazzi)がドライバーを務め、9戦を終えて両者共にドライバーズポイントを一つ獲得している。

 F1は今週末に英国GP(British Grand Prix 2021)が行われる。(c)AFP