大きな影響力を持つ中国の水運産業
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【7月14日 People’s Daily】「目下、中国は世界でも重大な影響力を備えた水運大国となり、交通強国の建設を加速すべく水運の再編を行っています」と、交通運輸省の趙冲久(Zhao Chongjiu)次官は6月24日の記者会見で、中国の水上交通運輸の発展をめぐる総合的状況について語った。
港の規模は世界一になった。2020年、中国全土の港で処理された貨物は145億5000万トンに達し、同じく港で処理されたコンテナは2億6000万個となった。世界中の貨物やコンテナの処理量が多い港トップ10のうち、中国にある港がそれぞれ8位と7位を占めた。
海運船の規模も持続的に大きくなっている。2020年末までに、中国の海運船団の輸送力は3億1000万トンの規模に達し、世界2位の地位を占めた。中国遠洋海運集団(China COSCO Shipping)および招商局集団(China Merchants Group)が運用する船舶の輸送力の規模は、すでに世界でも総合運輸起業の1位と2位に達した。
河川を利用した貨物輸送量も数年連続で世界一である。2020年、内陸に向けた貨物輸送量は中国全土で38億1500万トンとなり、2020年末には河川水運ルートが12万キロを超えた。長江ルートは長年にわたって世界で最も忙しい河川水運ルートであり続け、輸送量が最も多い黄金ルートである。
科学技術のイノベーションも先進的レベルに達している。2020年までに、コンテナの自動化が達成された埠頭(ふとう)は累計9つ、建設中のものは7つある。全自動コンテナ埠頭は湾港のスマート化という世界的潮流をけん引するものであり、建築設計技術と機械設備製造技術は世界最先端のレベルといえる。
交通運輸省水運局の責任者である易継勇(Yi Jiyong)氏によれば、「第14次5か年計画」の期間中、中国は引き続き内陸への河川水運を発展させ、基礎設備の欠点を補い、5000キロメートル前後の河川水運ルートを新設・改善する予定である。新しく設置する2500キロメートル前後の大型航路は、主要水運ルートのボトルネックと障害を打破することや、開通範囲のさらなる延長に効果が期待される。
船員は航海事業者と並んで重要なファクターである。6月25日は世界船員デーである。交通運輸省海事局の曹徳勝(Cao Desheng)局長が指摘するには、近年、中国の船員チームの規模は絶え間なく拡大しており、2020年末までに、中国で在職中の船員は171万6000人以上で、世界一である。うち女性船員は25万8000人いる。「毎年国外に航海する船員はのべ約13万人で、世界でもトップです。中国の航行運輸は、世界の基礎の安定に貢献する方向に発展しています」 (c)People’s Daily/AFPBB News