【7月13日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間13日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は404万4816人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億8720万5030人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 12日には世界全体で新たに6764人の死亡と42万8967人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの2020人。次いでインドネシア(864人)、ロシア(780人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万7400人が死亡、3388万8739人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は53万4233人、感染者数は1910万6971人。以降はインド(死者41万784人、感染者3090万7282人)、メキシコ(死者23万5058人、感染者259万3574人)、ペルー(死者19万4488人、感染者208万1557人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの590人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が131万3522人(感染3884万4207人)、欧州が118万1622人(感染5561万7410人)、米国・カナダが63万3838人(感染3530万9615人)、アジアが60万8568人(感染4167万7677人)、中東が15万3674人(感染970万7046人)、アフリカが15万2418人(感染598万6688人)、オセアニアが1174人(感染6万2395人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP