【7月17日 CGTN Japanese】中国国家鉄路集団有限公司によりますと、2021年上半期(1~6月)の全国の鉄道旅客数は延べ13億6500万人で、前年同期比で延べ5億4800万人(67%)増となりました。今年上半期の旅客数増加の要因は、清明節(今年は4月4日)、メーデー、端午節(今年は6月14日)などの連休に旅行した人が増えたことにあります。第2四半期(4~6月)の全国の1日当たりの鉄道旅客数は延べ903万人で、前四半期比で延べ298万人(49.3%)増でした。うち5月の旅客数はコロナ禍前の2019年同期の95.5%となり、1日当たりで初めて1800万人を突破し、過去最高を記録しました。

 鉄道部門は引き続きサービスの質を向上させています。最新高速列車・「復興号」の運行を、北京・上海間、北京・ハルビン間、北京・広州間、徐州・蘭州間、成都・重慶間の高速鉄道路線にも拡大しました。オンラインでの切符発売やキャンセルの手続き時間を延長し、列車内でのQRコードスキャンによる食事や飲料の注文サービスなどを普及させると同時に、窓口でのサービスや現金による切符購入など従来型のサービスを維持して高齢者やスマートフォンを使わない人でもスムーズに旅行できるようにしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News