【7月13日 CGTN Japanese】中国の第12次北極科学観測隊が乗船した極地観測船「雪竜2号(Xuelong-2)」が12日、北極海の海域を目指して中国東部の上海市を出港しました。

 今回の観測では、気候変動対応や北極生態環境保護をめぐり、北極の公海上で航行観測、断面調査、衛星を利用したリモートセンシングなどの方法で、北極海の水文、気象、生物などのデータを採取します。今回は、およそ1万5千カイリを航行して、9月下旬に上海市に戻る計画です。

 中国が初めて自主建造した極地観測船「雪竜2号」にとっては今回が2020年7月15日の出港の活動に続き、2回目の北極海での科学観測となります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News