【7月12日 CGTN Japanese】中国国家宇宙局(CNSA)は9日、中国初の火星探査機「天問1号(Tianwen-1)」に搭載された火星探査車「祝融(Zhurong)」によって撮影された火星表面の新しい画像を公開しました。

 中国初の火星探査車「祝融」は火星に到着後、探査のために南下を続けています。9日まで、火星の表面で55日間作業を行っており、300メートル以上移動しました。

「祝融」は、道中の地形を「ナビゲーション地形カメラ」で毎日撮影しています。火星表面の岩、塵、砂丘など、特徴的な地形の画像を撮影しながら、地球に送信しています。今回公開された画像には、火星表面の岩や、「祝融」の車輪が移動した痕跡などがはっきり見えます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News