【7月12日 AFP】10日に行われた総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」の試合で、ダスティン・ポワリエ(Dustin Poirier、米国)にTKO負けを喫した元2階級王者コナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)が、試合中に骨折した左すねの手術を受けた。本人は復帰への意気込みを口にしている。

 医師によれば、マクレガーがポワリエ戦の1回に折ったのは左脚の脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)だという。

 マクレガーは自身のSNSに動画を投稿して「きれいな」折れ方だったことを明かすとともに、6週間は松葉づえで過ごし、その後いずれ復帰するとの見込みを口にした。エージェントも、医師は「時間をかければ完全復活できることに自信を持っている」と話し、「彼のオクタゴン復帰を予想している」と期待した。

 マクレガーとポワリエの対戦は今回が3回目で、マクレガーは試合前、さらには試合中にポワリエの妻を侮辱するなど、相手を激しく挑発していた。また、試合前には、ポワリエは箱詰めにされてリングを去ることになると話していたが、実際にはマクレガーの方が担架で運び出される結果になった。

 ポワリエは自業自得だと考えており、試合直後のリングで「あいつはくずだ」とコメント。さらに「カルマは売春婦じゃない。彼女は鏡だ」と話した。(c)AFP