【7月11日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2021)は10日、グループステージ第6節の試合が行われ、グループHのガンバ大阪(Gamba Osaka)は1-2で全北現代モータース(Jeonbuk Hyundai Motors、韓国)に敗れ、敗退が決まった。

 全北がすでに1位でのグループ突破を決める中、決勝トーナメント進出には勝利が必須のガンバだったが、開始早々の5分に金英權(Young-Gwon Kim、キム・ヨングォン)のファウルでPKを与え、これをグスタボ(Gustavo Henrique da Silva Sousa)に決められていきなり難しい状況に追い込まれた。

 それでも53分、パトリック(Anderson Patric Aguiar Oliveira)が角度のないところから相手GKの手を弾く豪快なボレーシュートを決めて同点に追いつくと、81分には逆転に向けた惜しいシーンをつくり出したが、交代出場のレアンドロ・ペレイラ(Leandro Marcos Peruchena Pereira)のシュートは枠に阻まれた。

 すると迎えた88分、グスタボのパスから快足を飛ばした全北のモドゥ・バーロウ(Modou Barrow)に抜け出され、勝ち越しゴールを決められた。

 これによりガンバは勝ち点を9から伸ばせず、決勝トーナメントへ進める東地区各組2位の上位3チームに入れなかった。浦項スティーラース(Pohang Steelers、韓国)とBGパトゥム・ユナイテッド(BG Pathum United、タイ)は突破が決まり、残り1枠を大邱FC(Daegu FC、韓国)と傑志SC(Kitchee SC、香港)が争うことになった。(c)AFP