【7月11日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)は10日、男子ダブルス決勝が行われ、大会第1シードのニコラ・メクティッチ(Nikola Mektic、クロアチア)/マテ・パビッチ(Mate Pavic、クロアチア)組が6-4、7-6(7-5)、2-6、7-5で第4シードのマルセル・グラノリェルス(Marcel Granollers、スペイン)/オラシオ・セバジョス(Horacio Zeballos、アルゼンチン)組に勝利し、優勝を果たした。

 メクティッチ/パビッチ組は、このペアでは四大大会(グランドスラム)初優勝。パビッチにとっては、オリバー・マラチ(Oliver Marach、オーストリア)と組んだ2018年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2018)、ブルーノ・ソアレス(Bruno Soares、ブラジル)と組んだ2020年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)に続く3回目のグランドスラム制覇となった。

 また、クロアチアの男子選手がウィンブルドンのタイトルを獲得するのは、2001年に男子シングルスで優勝したゴラン・イワニセビッチ(Goran Ivanisevic)氏、2019年に詹詠然(Latisha Chan、チャン・ユンジャン、台湾)とのペアで混合ダブルスを優勝したイワン・ドディグ(Ivan Dodig)に続いて3人目と4人目となる。(c)AFP