【7月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は401万3756人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億8550万8430人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 8日には世界全体で新たに8776人の死亡と51万3198人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1639人。次いでインド(911人)、インドネシア(871人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万6476人が死亡、3379万513人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は53万179人、感染者数は1896万2762人。以降はインド(死者40万5939人、感染者3075万2950人)、メキシコ(死者23万4458人、感染者256万7821人)、ペルー(死者19万3909人、感染者207万4186人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの588人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が130万3171人(感染3845万8216人)、欧州が117万7755人(感染5523万1102人)、米国・カナダが63万2880人(感染3520万9709人)、アジアが59万6733人(感染4116万5676人)、中東が15万2450人(感染955万8812人)、アフリカが14万9606人(感染582万5620人)、オセアニアが1161人(感染5万9299人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP