【7月10日 Xinhua News】中国生態環境部生態保護司の崔書紅(Cui Shuhong)司長は7日、国務院新聞(報道)弁公室が開いた記者会見で、中国はすでに比較的整った自然保護地体系を構築しており、広範囲にわたる自然生態系が体系的かつ完全に保護され、野生生物の生息環境が効果的に改善されていると述べた。

 野生のジャイアントパンダ、チベットカモシカ、シフゾウなど、希少・絶滅危惧種の生存状況は改善に向かっている。中でもアムールトラ、東北ヒョウ、アジアゾウ、トキなどは個体数が大幅に増加した。野生のジャイアントパンダは個体数が1800頭余りに達しており、絶滅危機のレベルは「絶滅危惧種」から「危急種」へ引き下げられている。(c)Xinhua News/AFPBB News