【7月19日 AFP】男子の野球と女子のソフトボールは、1チーム9人の2チームが、「ダイヤモンド」と呼ばれるフィールドで対決する競技だ。

 両チームは交互に守備と攻撃を行う。攻撃と守備を合わせた試合の一区分を「イニング」という。

 守備側は投手、捕手、内野手4人、外野手3人で構成される。

 主な道具は長さ約1メートル、重さ1~1.5キロのバットや、皮で覆われたコルク素材のボール。

 投手は打者に向けて投球。ボールを打ち返した打者は反時計回りに三つの塁を踏み、本塁に到達すれば得点となる。

 守備側は攻撃側の3人をアウトにしなければならない。その方法は──

 グラウンドに落ちる前にボールをキャッチするフライアウト。

 フェアグラウンドに転がった打球を打者が到達する前に一塁手に送球するか、打者走者にタッチするゴロアウト。

 打者にボールを打ち返させず三つのストライクを取るストライクアウト(三振)。

 捕球した野手が、打者が塁に到達する前にタッチするタッチアウトなどだ。

 3アウトになったら攻守が入れ替わる。

 1試合は9イニング。同点の場合は延長戦に突入する。

 女子のソフトボールもルールは同様だが、野球よりフィールドは狭く、球は大きくて密度が小さく、投手はアンダーハンドで投げる。

 平均試合時間は、野球・ソフトボールとも約3時間。(c)AFP