【7月8日 CGTN Japanese】先月末に北京冬季オリンピック組織委員会に引き渡された北京冬季オリンピックの北京市内にある選手村が、選手と環境に優しい設計という点で関心を集めています。

 北京冬季オリンピック選手村の総面積は33万平方メートルで、建物は20棟からなり、居住区と運営区に分かれています。オリンピック用にベッドは2338床、パラリンピック用にはバリアフリーの1040床が準備され、パラリンピック選手のニーズにも応えているということです。

 客室には、空気質モニタリングシステムも完備され、データに基づいて換気量を自動的に調節することが可能です。また、選手村の中の総合診療所は、現行では最も省エネな国際建築基準に基づいた建設となっています。断熱層の厚さは従来の3倍から4倍近く、地下も含め建物全体の断熱が徹底されているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News