【7月8日 Xinhua News】中国建築科学大会・グリーンスマート建築博覧会がこのほど、天津国家会展中心(国家エキシビション・コンベンションセンター)で開かれ、こげ茶色の「ゼロ・エネルギー・ビルディング(ZEB)」が人気の撮影スポットとなった。モバイル太陽光エネルギー充電バッテリーや雨水貯蔵基礎など、一連の省エネ設計・技術により、このハウスのエネルギー消費は通常の住宅と比べ、75%削減されている。

 ZEBは中国が建築分野の低炭素・省エネ・環境保護に力を入れていることを示す縮図となっている。中国は2030年までの二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウトと、2060年までのカーボンニュートラル(炭素中立)を実現すると表明している。グリーン(環境配慮型)建築は両目標を実現するうえで、重要な注力点の一つとなる。(c)Xinhua News/AFPBB News