【7月6日 CGTN Japanese】中国の第2世代極軌道気象衛星「風雲3号05星」が5日午前、西北部甘粛省(Gansu)酒泉市(Jiuquan)にある酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。

 風雲3号05星は、先進のリモートセンシング装置11台(セット)を搭載し、現在国内でペイロード(搭載物)の数と種類が最多の衛星の一つです。大気の温度・湿度の垂直探査や高精度の海上風場の正確な探査、多重エネルギースペクトルの太陽観測、宇宙環境モニタリングなど多くの能力を備えています。打ち上げ後は、軌道上の風雲3号C星、D星とネットワークを組んで運行します。

 風雲3号05星の打ち上げ成功により、海洋風場の観測資料がさらに充実し、台風などの海上気象災害の予報能力が高まり、朝もやや夜間の火災など特別な時間帯の自然災害をより正確に判定できるようになるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News