【7月6日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間5日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は398万935人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億8374万1570人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 4日には世界全体で新たに6466人の死亡と33万1101人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの830人。次いでインド(723人)、ロシア(654人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万5526人が死亡、3371万7574人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は52万4417人、感染者数は1876万9808人。以降はインド(死者40万2728人、感染者3058万5229人)、メキシコ(死者23万3622人、感染者254万68人)、ペルー(死者19万3230人、感染者206万5113人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの586人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が128万9841人(感染3797万2655人)、欧州が117万3318人(感染5482万9375人)、米国・カナダが63万1884人(感染3513万4524人)、アジアが58万6822人(感染4064万7327人)、中東が15万1572人(感染943万3330人)、アフリカが14万6359人(感染566万7924人)、オセアニアが1139人(感染5万6444人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP