【7月5日 CGTN Japanese】中国東部の上海市崇明区で40日間以上にわたって行われた第10回中国花卉(かき)博覧会(花博)が3日に閉幕しました。今回の花博には、国内外からの入場者は延べ212万人を上回ったほか、計2408万人以上がオンラインで見学し、出展規模も見学者数も史上最高を記録しました。

 今回の花博には189の企業・機構・団体が出展し、180の屋外ガーデンと64の室内展示エリアがあり、各種の展示品が2万件以上に上り、約3000種の新品種が初披露されました。また、今回は島・農村・森林で行われた初の花博で、「夜間見学」も初めて導入されました。

 開催期間中、第8回中国花卉取引大会、第11回中国生態文化ハイレベルフォーラムなどの一連の重要な活動と会議や900余りの各種文化イベントも同時に開かれました。

 閉幕後、崇明区は会場の一部を修繕して引き続き市民に開放します。また、花博の会場が花博文化園に改名され、室内と屋外の展示エリアにある一部の展示が保留されます。中でも、南園は7月3日から8月31日まで開放し、北園は7月下旬に再開する予定です。

 なお、第11回中国花卉博覧会は河南省(Henan)の鄭州(Zhengzhou)で行われます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News