【7月5日 AFP】20-21NBAのファイナルに進出したミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)のマイク・ブデンホルツァー(Mike Budenholzer)ヘッドコーチ(HC)が4日、負傷したヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)の復帰が間に合うことへの期待を示した。

 アデトクンポは、アトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)とのイースタンカンファレンス決勝第4戦で左膝を伸ばし、その後の2試合を欠場した。フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)とのファイナル初戦が6日に迫る中で、ブデンホルツァーHCは、アデトクンポのけがは「日々」状況が変わるものだと話している。

「選手本人の話を聞き、さらにスポーツパフォーマンス部の話を聞く必要があるし、ある段階で(ゼネラルマネジャーの)ジョン・ホースト(Jon Horst)と私も話し合いに加わるが、これは日々変わるものだ」

「適切なタイミングで新しい情報をお知らせする。話し合いは本人と私だけのプライベートなものだし、どういう状態かを毎日確認していきたい」

 仮にアデトクンポが出場できなかったとしても、他の選手たちがやってくれるはずだとHCは期待し、「彼が何らかの理由でベンチを温めることになっても、われわれはプレーする必要がある」とコメントした。

 ホークスとのラスト2試合では、アデトクンポがコート脇で見せた熱意とリーダーシップに驚かされたといい、3日の試合中、チームメートを鼓舞したときの様子について「遅延行為になりそうだったが、コートで死んでも構わないというほどのリーダーシップと絆、献身性を見せられたんだ。彼がベンチで発したエネルギーには本当に感激した」と明かしている。(c)AFP