【7月5日 People’s Daily】「新型コロナウイルスと生存権・健康権の保障」をテーマにした中国・欧州人権シンポジウムが6月8日、オンラインとオフライン両方の形式を通じて開催された。参加者たちは中国の新型コロナ対策について「『人民をもって中心とする』という人権理念に基づき、市民の生命を最優先する方針を実践した」と評価。世界の感染症対策の歴史において大きな意義をもたらしたと称賛した。

 新型コロナとの闘いで中国は人民中心主義の理念に基づき、生後30時間の赤ちゃんから100歳のお年寄りまで、中国に滞在する外国人を含めてすべての人の命と尊厳を平等に守ってきた。さらに高齢者、障害者、児童、貧困・低所得者層など生命と健康を脅かされやすい人々を守ることに重点を置き、科学的な防疫措置や応急処置を徹底し、日常生活を最大限保障してきた。これこそ、公のために、民衆のために働くという中国共産党の結党理念を体現している。

 シンポジウムの参加者は「中国は世界で新型コロナを最も抑制した国であり、国家の責任感とその成果によって人々に強い印象を与えた」とたたえた。

 世界人事権宣言第3条は「すべて人は、生命、自由および身体の安全に対する権利を有する」と記している。命を守り健康的に生きる権利は、最も基本的な人権である。中国は包括的で厳格な新型コロナ対策により感染率と死亡率を最小限に抑え、国連人権条約が定める生存権と健康権の保障義務を履行してきた。中国と世界保健機関(WHO)の合同研究チームは「中国政府が主導した防疫措置は、少なくとも数十万人の患者が発生することを抑えた」と報告している。人権とは、それぞれ個人の人権と集団的人権が有機的に結合することで最も保障されることを実践的に証明した。

 論語には「己(おのれ)立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す(自分が上に立ちたいと望むならまずは人を立て、自分がある地位に達したいと思えばまずは人に譲る)」という言葉がある。自らの命を守るにはまず人の命を守ること。コロナ禍において中国は150か国と13の国際機関に医療物資を援助し、世界各地に救いの手を差し伸べてきた。「新型コロナワクチン実施計画」にも参加し、最初に発展途上国が急ぎ必要としていた1000万回分のワクチンの提供を表明。さらに80か国以上への支援と30か国以上への輸出を含めて3億5000万回分のワクチンを供給した。シンポジウムでフランス代表のジュリアン・ビュッフェ(Julian Buffet)氏は「中国の感染症対策を各国が参考にすることが、真の多国間主義に基づく世界的な感染症対策につながる」と強調した。

 新型コロナウイルスの感染拡大は繰り返され、ウイルスの突然変異も続いている。世界の状況は複雑かつ深刻な中、コロナ禍の政治問題化やウイルスへのレッテル貼り、ワクチン・ナショナリズムなどの利己的行為は、感染症克服に必要な国際協力の妨げとなる。すべての国が市民の生存権と健康権を第一に考え、共に困難を乗り越えるため、中国は今後も人民中心の人権概念を堅持し、すべての個人の生命と健康を守る努力をたゆみなく続けていく。(c)People’s Daily/AFPBB News