【7月5日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis、84)が4日、結腸憩室炎の手術を受けたとバチカン(ローマ教皇庁)が発表した。

 バチカンは、フランシスコ教皇が「狭窄(きょうさく)症状を呈した結腸憩室炎」のため、ローマのジェメッリ大学病院(Gemelli University Hospital)に入院し、予定していた手術を受けたことを明らかにした。教皇の治療介入に対する反応は良好だとしている。イタリアの通信社が医療関係者の話として伝えたところによると、教皇は一晩入院し、翌日には退院する予定。

 入院に先立ち教皇は4日、サンピエトロ広場(St. Peter's Square)を見下ろすバルコニーで恒例の「お告げの祈り(Angelus)」を行い、9月にスロバキアとハンガリーを訪問すると明らかにしていた。

 教皇は同日午後に入院。イタリアのメディアによると、数時間後に手術室に入った。(c)AFP