【7月3日 AFP】ツール・ド・フランス(2021 Tour de France)は2日、第7ステージ(ビエルゾンからルクルーゾ、249.1キロメートル)が行われ、バーレーン・ヴィクトリアス(Bahrain Victorious)のマテイ・モホリッチ(Matej Mohoric、スロベニア)が区間優勝を飾った。

 総合争いでは、第2ステージで首位に浮上したアルペシン・フェニックス(Alpecin-Fenix)のマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu Van der Poel、オランダ)が、マイヨ・ジョーヌ(イエロージャージー)を守った。

 前回大会で総合優勝を果たしたUTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)は、タイムの遅れを抑えて総合5位に踏みとどまった。

 アルプス山脈(Alps)における二つの厳しい山岳ステージを前に、初出場のファン・デル・プールはポガチャルに3分43秒の十分な差をつけている。

 一方、今大会では不振が続くイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)は、チームで総合最上位につけるリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)が終盤にスパートを試みるも、フィニッシュラインで後続につかまってエネルギーを無駄にする形となった。(c)AFP/Damian MCCALL