【7月3日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は2日、陸上女子100メートルハードルのリオデジャネイロ五輪金メダリストである米国のブリアナ・マクニール(Brianna McNeal、旧姓ロリンズ<Rollins>)について、ドーピング規則違反による5年間の資格停止処分を支持した。これにより、同選手は同種目連覇が懸かった東京五輪の出場が禁止された。

 29歳のマクニールは、ドーピング検査の過程で不正があったとして、今年処分を下されていた。ただし、CASに異議を申し立てている間は大会への出場を認められ、先月行われた東京五輪の米国代表選考会では同種目2位に入っていたが、CASはこの日、同選手に対する処分内容を妥当と判断した。(c)AFP