【7月3日 AFP】サッカースペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するMFトニ・クロース(Toni Kroos)は2日、ドイツ代表を引退すると発表した。

 ドイツは6月29日に行われた欧州選手権(UEFA Euro 2020)の決勝トーナメント1回戦でイングランドに0-2で敗れ敗退。この試合がドイツ代表として通算106キャップ目だった31歳のクロースは、「この大会を最後に(代表を)引退することに決めた」とツイッター(Twitter)で明かした。

 さらに、「2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)に出られないのは、しばらく前から自分の目には明らかだった」と説明し、今後数年はレアルでの活動に「完全に集中する」とした。

 サポーターや批判の声にも感謝したクロースは、今大会限りで代表指揮官を退任するヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督に対しても、「彼が自分を代表選手にし、世界王者にしてくれた。自分のことを信頼してくれた。共にサクセスストーリーを書くことができた」と、メッセージをつづった。(c)AFP