【7月3日 AFP】男子ゴルフ、第85回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2021)覇者の松山英樹(Hideki Matsuyama)は2日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性が判明し、出場中だったロケット・モーゲージ・クラシック(Rocket Mortgage Classic 2021)の2日目を棄権した。

 米ミシガン州デトロイト(Detroit)のデトロイトGC(Detroit Golf Club、パー72)で行われている同大会の初日を「70」で終えていた松山は、ツアーが発表したコメント文で、「この知らせを受け取り、ロケット・モーゲージ・クラシックを棄権しなければならなくなったのは残念だ」と述べた。

「他の人々の健康と安全を確保するべく、すべての必要な予防措置を講じていく。皆さんの心遣いに感謝する。完全に回復して一日も早く競技に復帰できることを楽しみにしている」

 松山は15日から18日まで英ケント(Kent)州サンドイッチ(Sandwich)のロイヤル・セントジョージズ・ゴルフクラブ(Royal St George's Golf Club)で開催される、今季メジャー第4戦の第149回全英オープン(The 149th Open Championship)と、29日から来月1日まで行われる東京五輪に出場する予定となっている。

 新型コロナウイルスの感染防止規定により、松山は10日間あるいは24時間以上の間隔を空けて2度の陰性判定が出るまで、隔離が義務付けられる。(c)AFP