【7月4日 CGTN Japanese】ゴビ砂漠を貫通する世界最長の高速道路である北京と新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)を結ぶ京新高速道路が6月30日に全線開通しました。

 京新高速道路は北京市を起点に、河北省(Hebei)、山西省(Shanxi)、内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)、甘粛省(Gansu)を経由し、ゴビ砂漠、草原、湿地、山間部を通って新疆ウイグル自治区のウルムチ市(Urumqi)に達します。長さ2822キロのうち500キロ以上が砂漠あるいは無人地帯です。京新高速道路は中国の東北地区、華北地区、西北地区をつなぐ最短の道であり、北京からウルムチまでの走行距離を1300キロ余り短縮しました。

 京新高速道路の開通により、新疆ウイグル自治区内の高速道路の総延長は6000キロを突破しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News