【7月2日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2021)は1日、グループステージ第4節の試合などが行われ、グループGの名古屋グランパス(Nagoya Grampus)はラーチャブリー・ミトポンFC(Ratchaburi Mitr Phol FC、タイ)を3-0で下し、開幕4連勝となった。

 ラーチャブリーに抑え込まれ、前半を無得点で終えた名古屋は、長澤和輝(Kazuki Nagasawa)のクロスを相手にクリアされると、良い位置で待っていたマテウス(Mateus dos Santos Castro)がシュートを流し込み、50分に先制した。

 その後、柿谷曜一朗(Yoichiro Kakitani)と山﨑凌吾(Ryogo Yamasaki)が6分間で2得点を奪い、勝利を確実なものにした名古屋は4試合連続のクリーンシートとなり、決勝トーナメント進出をほぼ確実なものにした。

 同組のもう1試合では、浦項スティーラース(Pohang Steelers、韓国)がジョホール・ダルル・タクジム(Johor Darul Ta'zim、マレーシア)に2-0で勝利した。

 一方、グループHでは第3節が行われ、ガンバ大阪(Gamba Osaka)は後半アディショナルタイムの失点でチェンライ・ユナイテッド(Chiangrai United FC、タイ)と1-1で引き分けた。

 レアンドロ・ペレイラ(Leandro Marcos Peruchena Pereira)の得点で47分に先制したガンバだったが、後半アディショナルタイム4分のラストプレーで至近距離から同点弾を許し、決定的な勝利を逃してしまった。

 もう1試合では全北現代モータース(Jeonbuk Hyundai Motors、韓国)がタンピネス・ローバーズ(Tampines Rovers、シンガポール)に9-0で圧勝。

 勝ち点5のガンバは全北に次ぐ2位につけており、4ポイントのチェンライも、2位チームの中で成績上位に入っての決勝トーナメント進出を目指している。(c)AFP/C.J. Elias