【7月2日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第6シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は7-6(7-1)、6-1、6-4のストレートでリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)を下し、3回戦に駒を進めた。

 通算8回のウィンブルドン優勝を誇るフェデラーは、同大会では自身18回目のベスト32入りを果たした。39歳でのオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC、ウィンブルドン)3回戦進出は、男子では1975年にケン・ローズウォール(Ken Rosewall、オーストラリア)氏が40歳で成し遂げたのに次いで、46年ぶりの年長記録となった。

 通算21回目となるガスケ戦で19勝目を記録したフェデラーは、「リシャールが強敵なのは承知している。これまでお互いに何度もプレーしてきた。彼と対戦するのはいつだって楽しい」と話し、「素晴らしい試合だったし、自分のパフォーマンスに満足している。第1セットはてこずったが、第2セットは会心の出来だったし、第3セットも調子が上がっていった。だから、本当に満足している」とコメントした。

 フェデラーは次戦、ベスト16入りを懸けて第29シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)を迎え撃つ。(c)AFP