【7月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は394万9567人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億8213万4540人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 6月30日には世界全体で新たに8607人の死亡と38万4099人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの2081人。次いでインド(1005人)、ロシア(672人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万4714人が死亡、3366万5034人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は51万8066人、感染者数は1855万7141人。以降はインド(死者39万9459人、感染者3041万1634人)、メキシコ(死者23万3047人、感染者251万9269人)、ペルー(死者19万2331人、感染者205万2065人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの583人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が127万5999人(感染3747万3473人)、欧州が116万9521人(感染5453万4437人)、米国・カナダが63万1007人(感染3508万168人)、アジアが57万8589人(感染4017万6267人)、中東が15万371人(感染931万243人)、アフリカが14万2950人(感染550万5408人)、オセアニアが1130人(感染5万4545人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP