【7月2日 Xinhua News】中国湖南省(Hunan)長沙市(Changsha)にあり、中国が独自の知的財産権を持つ最初の中低速リニアモーターカー商業運転モデル路線「長沙リニア快線」で1日、運行速度が最大時速140キロに引き上げられた。

 速度引き上げは全線で実施された。既存の車両が時速100キロから110キロに引き上げられ、新規に導入された1車両が140キロ運転を実施する。ほかにも3車両が製造中だという。現在片道19分40秒の所要時間は、110キロ運転で17分、140キロ運転で16分に短縮され、運行間隔も11分40秒から10分に短縮された。

 長沙市軌道交通集団の技術専門家によると、長沙リニア快線は長沙南駅と長沙黄花国際空港を結ぶ総延長18・55キロ。2016年5月6日に試験営業を開始した。今回の速度引き上げは、中国のリニア技術が実験室を出て以降、商用分野で獲得した新たな進展だという。(c)Xinhua News/AFPBB News