ジョコがウィンブルドン3回戦へ、足を滑らせ転倒する場面も
発信地:ロンドン/英国
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【7月1日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は何度も足を滑らせながらも、6-3、6-3、6-3でケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を下し、3回戦に進んだ。
自身6度目のウィンブルドン優勝と通算20度目の四大大会(グランドスラム)制覇を目指しているジョコビッチは、世界102位のアンダーソンをストレートで退けた。
しかしジョコビッチは、29日の女子シングルス1回戦でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が足を滑らせて負傷し、涙ながらに棄権したセンターコートで同じようにスリップし、少なくとも5回は転倒した。
転倒をものともせず勝利したジョコビッチは、3回戦でデニス・クドラ(Denis Kudla、米国)と対戦する。
34歳のジョコビッチは、2018年大会の決勝で勝利したアンダーソンにブレークポイントも許さず、アンフォーストエラーはわずかに6本だった。
「観客と良いつながりを築けている」と話したジョコビッチは、「芝とも本当に良い関係がつくれているようだ。過去のウィンブルドンで最初の2セットにこれほど倒れたのは記憶にない」と続けた。(c)AFP