【7月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間6月30日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は394万888人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億8175万5350人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 29日には世界全体で新たに8285人の死亡と37万8424人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1893人。次いでインド(817人)、ロシア(669人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万4467人が死亡、3365万1924人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は51万5985人、感染者数は1851万3305人。以降はインド(死者39万8454人、感染者3036万2848人)、メキシコ(死者23万2803人、感染者251万3164人)、ペルー(死者19万2163人、感染者204万9567人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの583人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が127万1762人(感染3735万2266人)、欧州が116万8224人(感染5445万5316人)、米国・カナダが63万734人(感染3506万6450人)、アジアが57万6579人(感染4006万1921人)、中東が15万263人(感染929万6477人)、アフリカが14万2196人(感染546万8704人)、オセアニアが1130人(感染5万4222人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP