【7月1日 Xinhua News】中国と中央アジアを結ぶ国際定期貨物列車「中亜班列」75044便が6月29日、日本製の自動車100台を載せて湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)の呉家山駅を出発した。10日後にモンゴルのウランバートルに到着する予定となっている。これにより、日本から武漢を経由してモンゴルに至る陸海複合輸送の新たなルートが開通した。

 同駅の貨物輸送責任者、郭佩(Guo Pei)さんによると、今回輸送された100台は名古屋港を出発し、18日と24日の2回に分けて武漢・陽邏(ようら)港に到着した。

 中亜班列の運営を担当する武漢漢欧国際物流の関係責任者は、新たなルートが海運と比べ、輸送にかかる日数を5日間短縮できるだけでなく、日本製品のモンゴル市場への進出に新たな物流ソリューションを提供していると語った。(c)Xinhua News/AFPBB News