【7月1日 Xinhua News】技術イノベーション情報とクラウド経由でソフトを提供する「SaaS(サース)」サービスを手掛けるシンガポール企業の智慧芽(PatSnap)がこのほど発表した「世界企業スマート製造特許ランキング(TOP100)」は、米国や日本、中国、韓国、ドイツなど経済成長度や製造業技術水準が相対的に高い国の企業が第一グループの多数を占めた。うち、国別では米国(34社)、日本(27社)、中国(20社)の順となり、上位25社のうち、米国と日本の企業が20社と8割を占めた。

 米国と日本の企業はスマート製造分野での優位性が顕著にみられた。関連特許の出願件数の上位3社は米IBM(1741件)、独シーメンス(1580件)、三菱電機(1081件)で、中国企業の追い上げも加速している。ランクインした中国企業20社には送電大手の国家電網、保険大手・中国平安保険傘下の平安科技、エアコン大手の珠海格力電器、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、Huawei)などが含まれる。(c)Xinhua News/AFPBB News