【6月30日 AFP】ロシア五輪委員会(ROC)は29日、今夏に予定されている東京五輪に中立旗の下で参加する選手の数が335人になったと明かした。

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は昨年、2014年のソチ冬季五輪で国家ぐるみのドーピング違反を行っていたとして、国際大会からロシア選手団を2年間出場禁止にすると発表したが、ドーピングと無関係であると証明された選手は中立旗の下で出場できることになった。

 国際オリンピック委員会(IOC)は2016年のリオデジャネイロ五輪で、大規模なドーピング検査で除外された118人を除き、271人に上るロシア人選手の参加を認めていた。

 IOCは4月、東京五輪ではロシア国歌の代わりにピョートル・チャイコフスキー(Pyotr Tchaikovsky)の楽曲が使用されることも明らかにした。また同月にROCは、同国の国旗が使用されていない青と赤と白を基調としたユニホームをお披露目していた。(c)AFP