【6月30日 Xinhua News】中国中車(CRRC)傘下の中車青島四方機車車両(中車四方)が自主開発した中国初の「中国標準」地下鉄列車が28日、正式にラインオフした。これにより、中国が地下鉄車両技術分野で重大な革新的進展を果たしたことになる。

 今回ラインオフした地下鉄列車は、GoA4レベルの完全無人運転を採用した時速120キロのB型車で、河南省(Henan)の「鄭州空港ー許昌線」に投入される。現在、中国標準地下鉄列車プラットフォーム下の時速120キロのA型車と時速80キロのA型車、B型車の開発も順調に進んでいる。

 中国標準を主導とする同列車は、既存の地下鉄列車の運用経験を受け継ぎ、国内利用者のニーズに合わせて独自に開発された、全く新しい車両製品となっている。また、完全な独自の知的財産権を持ち、「中国標準化率」は85%以上となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News