【6月28日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間28日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は392万5816人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億8102万6780人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 27日には世界全体で新たに6743人の死亡と32万5186人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの979人。次いでブラジル(739人)、コロンビア(664人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万3967人が死亡、3362万5039人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は51万3474人、感染者数は1842万598人。以降はインド(死者39万6730人、感染者3027万9331人)、メキシコ(死者23万2564人、感染者250万5792人)、ペルー(死者19万1899人、感染者204万8115人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの582人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(294人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が126万5383人(感染3711万3803人)、欧州が116万5834人(感染5431万8849人)、米国・カナダが63万194人(感染3503万8242人)、アジアが57万2615人(感染3985万8735人)、中東が14万9573人(感染922万8238人)、アフリカが14万1093人(感染541万5399人)、オセアニアが1124人(感染5万3523人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP