中国は海洋生物多様性の保全に注力
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【6月28日 People’s Daily】6月8日は13回目の「世界海洋デー」および14回目の「全国海洋啓発デー」で、今年のテーマは「海洋生物多様性の保全による人と自然の調和・共生」だ。
中国は世界で海洋生物多様性が最も豊かな国の一つで、すでに海洋生物2万8000種以上を登録し、世界の海洋種数の約13%を占め、世界第3位となっている。中国は近年、海洋生物多様性の保全に力を入れており、高い成果を挙げている。
現在、世界には3万5000種以上の魚類が知られ、そのうち3万2000種以上が海に生息している。中国はすでに4500種余りの魚類を登録し、そのうち海洋性魚類は3700種余りがいる。現在、中国では渤海、黄海、東シナ海などの海域で海洋性魚類の生物多様性の調査、保護と回復研究が相次いで行われた。例えば、東シナ海ではフウセイの資源の保護と回復研究が行われた。水文環境の特徴や、フウセイの個体群生物学的特性、生態系食物網の栄養構造などの面から、フウセイの資源衰退の原因を分析し、ひいては放流による生態環境の最適化や、関係する海洋保護区域計画などの方法で、全海域の魚類多様性保護の目的を達成する。
マングローブ林の典型的な海洋生態系は世界100か国以上に分布し、中国では広東省(Guangdong)、広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)、海南省(Hainan)などに集中している。現在、中国のマングローブ林で記録されている底生生物は800種を超え、その中には絶滅危惧種も少なくない。中国は世界で数少ないマングローブ林の面積が純増している国の一つで、マングローブ林の保護と修復を強化することが中国の海洋生態系の保護・修復の重要な内容となっている。自然資源部は沿海の関係地方政府に「ブルーベイ」の整備行動を実施するよう指導した。中国には現在、マングローブ林を保護対象とする保護地が50以上設置されている。
福建省(Fujian) アモイ市(Xiamen)では、海を眺めると、時にはシロイルカの海中遊泳が見られる。自然資源部第三海洋研究所がアモイ港のシナウスイロイルカの長期野外調査を行った結果、最新の研究データによると、現在アモイ港に生息するシナウスイロイルカの個体群数は約60頭で、ほぼ安定している。紹介によると、シナウスイロイルカは主に中国東南海沿岸および河口水域に分布し、周辺生態系のトップクラスの捕食者であり、沿岸および河口生態系の健康状態を反映している。
サンゴ礁は地球上で最も生物多様性が豊かで生産性が高い典型的な生態系の一つで、「海の熱帯雨林」と呼ばれている。サンゴ礁の総合観測や、造礁サンゴの人工繁殖、サンゴ礁の退化と適応メカニズム、サンゴ礁の生態修復技術などの面で、中国の関連組織は大量の研究を実施し、良好な効果を得ている。現在、中国のサンゴ礁の面積は世界第8位で、主に海南省、広東省、広西、福建省の沿岸や南シナ海の諸島などに分布している。(c)People’s Daily/AFPBB News