【6月28日 AFP】19両編成の列車が、南アフリカ・ソウェト(Soweto)のデューベ(Dube)駅に入ってきた。乗客や貨物を運ぶためではない。貧困層の人々にとって大いに必要とされる医療を無償で提供するためだ。

 視力検査や歯科治療、総合内科で使う医療器具やあらゆる薬を置いている薬局、心理相談の設備さえも完備しているこの列車「ペロペパ(Phelophepa)」は、1年のうち9か月間、南アフリカ国内を移動している。映像は23日撮影。(c)AFP