セレーナが五輪不参加を表明 ナダルに続く2人目の大物
発信地:ロンドン/英国
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【6月28日 AFP】女子テニスのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が27日、この夏の東京五輪に出場しない意向を表明した。四大大会(グランドスラム)で大きな実績を残している大物選手では、男子のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に続いて2人目となる。
39歳のセレーナは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)開幕前の記者会見で今回の決断について明かし、「把握している限り自分は五輪の出場リストに載っていない。もし載っていたらおかしい」とコメントした。
決断の理由について、詳しいことを話したがらなかったセレーナだが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で1年延期になった五輪では、厳しい感染対策が導入され、海外のファンだけでなく選手の家族も来日できない。そのため出場する場合、セレーナは娘のアレクシス・オリンピア(Alexis Olympia)ちゃんと離れなければいけなかった。
セレーナは「五輪について決めた理由はいろいろある。きょうは詳しく話したくない。もしかしたら、別の日に話せるかもしれない。ごめんなさい」と話した。
セレーナは五輪でシングルス1回、ダブルス3回の優勝を飾り、姉のヴィーナス(Venus Williams、米国)と共に五輪の金メダルを最も多く獲得したテニス選手となっている。(c)AFP/Pirate IRWIN